PMW3610ブレイクアウト基板(PMW3610+レンズつき)
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PMW3610ブレークアウト基板のセットです。 マイコンに接続して、トラックボール/マウス用のモジュールとして使用できます。 基板上のSMD部品は実装済みですが、PMW3610はご自分ではんだ付けしていただく必要があります。 また、ピンヘッダ、接続ケーブル、基板固定用のねじ等は付属しませんのでご了承ください。 設計はsiderakb氏のpmw3610-pcbを使用しています。 https://github.com/hidsh/pmw3610-pcb 回路/基板はオリジナルのまま変更していません。 PMW3610は自作キーボードで採用実績が多い光学センサです。 特にZMK Firmwareでトラックボールを実装する際は、トラブルが少なくエントリーモデルとして最適といえます。 下記のZMKサンプルプロジェクトにビルド済みのzmk.uf2があります。動作確認にお使いください。 https://github.com/hidsh/zmk-pmw3610-pcb 再現性の高い設計を公開されたsiderakb氏に感謝致します。
セット内容
1. ブレイクアウト基板 x1 (公称 t=1.6) 2. 光学センサ x1(PMW3610DM-SUDU) 3. レンズ x1
おそらく別途必要な部品
1. ピンヘッダ x1 6ピンx1列、2.54mmピッチ 2. 接続ケーブル x6本 3. M3 なべ小ねじ x4 基板固定用
組み立て
1. ソルダジャンパ JP1をはんだ付け 「JP1 ジャンパ設定」を参照ください。 2. 光学センサ (PMW3610DM-SUDU) をはんだ付け 3. ピンヘッダをはんだ付け 4. 光学センサ裏面のカプトンテープを剥がし、レンズを取り付ける レンズの固定はハンダゴテで樹脂の足の先端を溶かす方法(ホットリベット)がありますが、再利用にはホットボンドがおすすめです。 5. マイコンと接続 「J1コネクタのピンアサイン」と下記サンプル回路図を参照ください。 https://github.com/hidsh/zmk-pmw3610-pcb/raw/master/img/connection-xiao-nrf.png
JP1 ジャンパ設定
マイコンへの出力信号の電圧を設定します 1-2 J2コネクタの1ピンに与えたVINを使用(おそらく大半はこちら) 3-2 基板内で生成した1.8Vを使用
J1コネクタのピンアサイン
1. VIN 2. GND 3. SDIO 4. SCLK 5. nCS 6. MOTION
注意事項
- 裏面のJ2コネクタ(FFCケーブル用)は実装されていません。 - 基板を固定するねじは導体パターンと接する恐れがあるため、樹脂製ねじを使うか樹脂製ワッシャを併用することをおすめします。 - 基板のバリは削り落としていません。機器に組み込む場合はヤスリ等で削る必要があるかもしれません。
FAQ
Q1 スキャン面(ボール or マウスパッドの表面)とレンズの距離は? A1 PMW3610のデータシートに、「Distance from lens reference plane to surface 」という項目があり、2.4 ±0.2mmとされています。これはレンズの最も外側の平面(このレンズでは四角い外枠状の平面)とスキャン面との距離を示しています。参照: PMW3610DM-SUDU Datasheet Table 2. Recommended Operating Conditions Q2 LEDの光が見えません。 A2 PMW3610はレーザーLEDのため、目には見えません。レンズ表面から2~3mmほど離した位置で紙やボールを動かしてMOTION信号が上下していれば正常に動作しています。 Q3 大量受注できる? A3 20セット以上の場合は、製造と部品手配が必要になるためご相談ください。数量にもよりますが、納期は2週間~1ヶ月程度かかる見通しです。